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BIOGRAPHY

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・ステートメント

 

 私は、自身の実体験をもとに「緘黙」や「不安症」といった心の不調をテーマとしており、そして「原爆」という社会的・歴史的なテーマを扱った作品を制作しています。これらは一見異なるテーマのように見えますが、いずれも「声にならない思い」や「可視化されにくい痛み」を内包しており、私にとって深く繋がっています。「緘黙」は、私が長年抱えてきた不安症を起点としたテーマであり、障がいとされる状態に対して、内側からの視点で表現を試みたものです。表現は私にとって救いであり、同じ苦しみを抱える人々や、そうでない人にとっても、心のどこかに届くものであってほしいと願っています。もうひとつの大きなテーマである「原爆」は、私が長崎出身であり、近親者が被爆者であるという背景から来るトラウマや恐怖と向き合う中で、避けて通れないものとして存在していると思っています。それは個人的な痛みであると同時に、普遍的な問いを孕んだテーマでもあります。作品には言葉にならない感情や、人の心象風景を抽象的かつ象徴的に描いています。それらは観る人に「生きるということ」や、「対話をするということ」そして「平和とは何か」を問いかけるためのものでもあります。私の表現が、誰かの心に小さな光を灯すことを願って、制作を続けています。

・経歴

2000 長崎県長崎市生まれ

2022崇城大学芸術学部美術学科洋画コース 卒業

2024崇城大学芸術研究学科美術専攻洋画講座修了

 

2020「銀座・京橋サムホール公募展」入選

ギャラリーアートスペース ASK?P・東京

2022個展「connection」 RESTERS BED&CO.・熊本

2024「チャリティー ART展for 能登2024」なかお画廊・熊本

2024「ardito」松坂屋上野店 7階美術画廊・東京

2024・2025「明日の熊本」美術展 熊本県立美術館分館ギャラリー・熊本

2024「WITH Fukuoka vol. 1」

WITH THE STYLE FUKUOKA GALLERY • 福岡

2025「ardito β」大丸福岡天神展・福岡

2025個展「緘黙/かんもく」Artist Cafe Fukuokaギャラリー・福岡

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